ABOUT THE PROJECT プロジェクトについて
Google で「失踪」または「失踪者」と入力すると、統治者、麻薬カルテル、暗殺団、その他の不正なネットワークを産む抑圧的な政府による強制退去または排除によって苦しんでいる国のリストが表示されます。「消滅」という用語は、移民や難民、人身売買、環境の搾取と破壊、刑務所や国家の残虐行為に対処するために、複数の重複する問題を拡大することを意味する。
ブスカルテは、強制排除で行方不明になった人々の長年の捜索と、その権力構造の解体をめざし、そして犠牲者が忘れ去られないように闘っている事件です。
私たちは、支配的な物語の肉体的影響を私たちの身体の動きだけで、どのように現実を壊し、 再考し、 新しい現実を創り出すことが出来るかを問います。 作品、ブスカルテは、3部作です。
BUSCARTE: Duet ブスカルテ:デュエット
2014年にメキシコのゲレロで強制失踪されたアヨツィナパ地方教員養成所学生43名の法医人類学による調査結果を熟考する多面的なデュエットのパフォーマンス
BUSCARTE: Community Partnership ブスカルテ:コミュニティ・パートナーシップ
サンフランシスコ・ベイエリアにあるラテン系移民女性の物語に基づいて考案されたコミュニティパフォーマンス作品の共同制作者であるMujeres Unidas y Activasとの作品。
BUSCARTE: Transnational Collaborations ブスカルテ:国境を越えたコラボレーション
NAKAが、国境を越えて意識を広げるための媒体として、振付師のByb Chanel Bibene氏とSammay Dizon氏を招き、それぞれの文化における強制失踪について議論し、創作した作品.
BUSCARTEの制作は、ケネス・レインン財団の新プログラム、ダンス・グループ・ライティング・アーツ・ダンス(LAD)プログラム、サンフランシスコ・アート・コミッション、カリフォルニア・アート・カウンシル、イースト・ベイ・コミュニティ財団のアーティスト基金によって一部が資金提供されています。
the duet デュエット
BUSCARTE: DUET ブスカルテ:デュエットは、2014年にメキシコ、ゲレロのイグアラで強制的に失踪させられたアヨツィナパ地方教師学校の43人の学生の法医人類学的所見を熟考する集学的デュエットのパフォーマンスです。 学生のための継続的な捜索では、闇の暴力が横行していた事が明らかになるような、他の集団墓地の発見につながっています。 この作品は、コミュニティに広がる強制失踪による精神的外傷の影響を考察します。
現実と虚構、実験と事実関係の探究であるブスカルテは、優雅で、カタルシス的ダンスであり、直接見る事のできない動きと感情のタペストリーです。 ブスカルテは、音声プログラミングと加工技術を使用し、息吹を臨場感あふれる音風景に変える作曲家兼サウンド・デザイナーのアドリア·オッテ氏と共同で作成されています。
制作、パフォーマンス(出演): ホセ・ナバレテ、デビー・カジヤマ
作曲、ボイスプログラミング、(音源)加工: アドリア・オッテ
証明デザイナー: ホセ・マリア・フランコス
Collaborators 協力
アドリア·オットーはクラシックバイオリンの研究からスタートし、ロックバンドのエレキ・ギタリストとして音楽活動を続け、自由な即興演奏、エレクトロニクスの融合、そして韓国伝統のドラミングを融合させた作曲家、多楽器演奏家、サウンド・デザイナー。 ミルズカレッジで、エレクトロニック・ミュージック&レコーディング・メディアでMFAを取得し、現在はダンス、劇場、ビデオのサウンド・デザイン、エレクトロ・アコースティック・デュオのOMOを手掛けています。
ホセ・マリア・フランコス(照明デザイナー)は、80年代初めにオークランドのレイニー・カレッジで照明とデザインを学ぶ。 オークランド・オペラ、オークランド・バレエ、ザ・ウォールフラワー・オーダー、ダンス・ブリゲード、ジューン・ワタナベ・カンパニー、エレン・ブロムベルク・アンサンブル、ジョアンナ・ハイグッドのザッコ・ダンス・シアター、ロバート・モーゼスのKIN、ドヒー・リー・パフォーマンス・プロジェクトなど、オペラ、バレエ、劇場での照明デザインを担当。 2001年、サンフランシスコのYerba Buena Center for Artsのプロダクション・マネージャー、プロダクション・ディレクターを経て、2016年引退。